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予約センター

高塚なつみ

2020年入社

商学部社会情報学科出身

やりたいことが
できる余白。

予約センターとは文字通り裏方。フロントの裏側にあるオフィススペースで、お客さまからの予約を受け、ホテルに到着されるまでのお手伝いを担う仕事だ。宿泊前のお客さまから寄せられる、「今時期の気温はどのくらい?」「服装はどうしたらいい?」「どんなアクティビティがある?」などの問い合わせに対応するのも重要な役目。ある時は、お客さまの記念日に華を添えるため、急遽別プランへの変更に尽力。後日メールで感謝の言葉をいただき、「嬉しすぎて印刷しました!」と高塚は笑う。

就職を機に地元の札幌を離れ、知床に移った彼女。人とのコミュニケーションが好きなため接客業を志望する中で、「リゾートホテルなら、色んな人と関われるのでは」と考え、最終的に北こぶしリゾートを選んだ。「ここは都会のように何でもあるわけではありません。だから、自分から新しい領域に踏み込む必要があると思います」。実際、行動を起こした彼女にたくさんの出会いが待っていた。例えば、あるカフェが気に入って通っていたところ、そのオーナーである動物写真家と仲良くなった。「そんな職業の方と知り合うなんて、札幌だったら考えられない。ここの人たちは、みんな個性的で話が面白いんです」。他にも、クマ活の一環でゴミ拾いをしたり、写真展へ足を運んだり、ガイドツアーに参加したり。すべて知床に来なければ、知らなかった世界。「あのまま札幌で社会人になっていたら、生活に追われていたんじゃないかなぁ」と語るが、ここには自ら動けるくらいの、ほどよい余白がある。

「好奇心旺盛な人には、色んなことを挑戦しやすい場所」と話す高塚が、これからやってみたいことは?「羅臼湖や阿寒湖に行く」「鯨を見に行く」「ニンジンパウンドケーキ、シフォンケーキ、オレンジゼリー、ピザ、ビーフシチューなどなどを作る」。やりたいことが、あふれんばかりだ。

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