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北こぶし知床支配人

板倉 真

1996年入社

法学部法律学科出身

流氷に、心は動くか。

ずっと北こぶしリゾート一筋だ。板倉の社歴は実に25年を超える。大学卒業後、しばしのアルバイト生活を経てから入社。知床に憧れて…というわけでは特段なく、「友人の『流氷にはペンギンが乗ってくるんだぞ』という冗談を信じていた」くらいに、この地に対する知識はなかったという。

それが、今や北こぶし知床の支配人だ。その職種名はよく耳にするものだが、業務内容を簡単に説明すると「宿の運営において、各部署が日々の業務、つまり約束事がちゃんとできているかどうかを見ること」。「支配人」という言葉の響きからは、神経質なマネジメントをイメージするかもしれない。しかし、板倉に話しかける若いスタッフの様子を見ていると、同じ目線で話をしてくれる良き相談相手ということが伝わってくる。「スタッフが楽しんでいないと、お客さまも楽しくない。色んなカラーの宿が世の中にありますが、北こぶしリゾートは楽しい雰囲気に満ちた場所にしたいですね」と語る言葉にも納得がいく。

「自分たちの想像以上に、お客さまは知床という場所を喜んでくださいます。ここで暮らす自分たちにとって当たり前なことも、お客さまにとっては特別。非日常なんです」。だからこそ、「良いサービスを提供するために、お客さまをしっかり見て接客しようとスタッフにはいつも伝えています」。
「接客業において、感受性が鈍くならないことも大切。例えば、毎年流氷を見て感動できるどうか。私はいまだに『おお〜』って思うから大丈夫かな…(笑)」。2018年、第二子が産まれたタイミングで4ヶ月の育休を取得。オフはもっぱら子どもたちと過ごす。現在のささやかな夢は、子どもたちとの登山だ。「以前から山登りに親しんでいたんですが、同じ山でも登るたびに、道脇に新しい花が咲いていたりして、毎回発見があって面白いんですよ」。ささやかな喜びをすくいとれる。だから、気持ちが通う接客ができるのだろう。

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