COMPANY
MESSAGE
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この先の20年へ向けて。
家業である「北こぶし」に携わるようになり20年が過ぎました。この20年の間、知床を取り巻く環境は大きく変化しました。1番のトピックスは、2005年に知床が世界自然遺産に登録されたことでしょう。世界中の人々にお越しいただくきっかけとなり、また私たちにとっては知床の価値を見直すきっかけとなりました。
そして会社と私自身も、殻を破り変化してきました。2017年に代表取締役社長に就任してからは、若さゆえに向こう見ずともとれる変革をいくつも起こしてきたように思います。時代の波に揉まれながらも突き進み、現在ではグループとして4つの施設を運営するまでに成長しました。これもひとえに、ホテルスタッフならびにステークホルダーの皆様のご支援のおかげです。感謝申し上げます。
さて、2024年、北こぶしリゾートは経営方針を再制定しました。ミッション「世界を惹きつけるような、旅する理由をつくり出す。」は私たちの存在意義をもう一度見つめ直し生まれた言葉。実現するために、まずはサービスの拡充を図りホテルの質を高めていかなければなりません。加えて、地域の活性化も重要な要素。「飲食店不足の解消」や「街並み整備」は地域と共に向きあうべき課題です。より良いアイディアを取り入れ、後押ししてくださる方のお力を借りながら、私たちにできることを始めています。
知床を基盤に、他地域での展開も視野に。北こぶしリゾートの更なる発展のため、次なる変革を進めてまいります。代表取締役社長桑島大介 -
この地の可能性を信じ、
さらなる発信を。北こぶしリゾートは、常に世界へと目を向けてきました。知床のようないわゆる“地方"にいると、意識的に行動しなくては次第に視野が狭くなり、現状維持を選択するようになる、ということをこの地で生まれ育った私は実感しているからです。
一方で知床には「世界中の人々のネイチャーリテラシーを向上させる」という役割があると考えています。その役割を全うするためにも、私たちはもっと視座を広げなければなりません。これまでは「世界、世界」と呪文のように唱え、皆で北のネイチャーリゾート化を目指し取り組んできました。
これから私たちがすべきことは、「世界」へ向けたアプローチを増やし、大きく波及させること。それには「自然」というピースだけでは足りないと思索しています。魅力の再解釈や新たな視点の開発、現状を客観的に捉え、外部とのコラボレーションを積極的に。そしてこれらに必要なのは、創造性と推進力です。
カスタマーにとっては、とっておきの旅を求める存在に。ステークホルダーにとっては、ワクワクしながら協働したくなる存在に。エリアにとっては、次に何をするのか期待したくなる存在に。
驕らず、過信し過ぎず、謙虚に愚直に、知床へ愛情をもって「旅」のためのコンテンツを創造してまいります。専務取締役桑島敏彦
PHILOSOPHY
北こぶしリゾートは、ホテル運営に留まらず多面的な事業を展開しています。
「旅」を核に、よりよいサービスや学びを提供するため、
企業あるいはスタッフ一人ひとりが目指すべき指針として
ミッション・ビジョン・バリューを策定しました。
MISSION
世界を惹きつけるような、
旅する理由をつくり出す。
私たちはお客様に「旅行」ではなく、「旅」を楽しんでほしいと考えています。旅行は、レジャーや観光のために予定を立て、移動し、体験すること。一方で旅は、楽しさだけではない、ワクワクや緊張、興奮など、さまざまな感情や出会いをくれるもの。個人的な探求や内面的な成長が最大の目的です。私たちの使命は、そんな旅のためのコンテンツをつくること。世界中の人々が北こぶしリゾートのある土地へ旅しにやってくる。そんな未来をミッションとして掲げます。
VISION
埋もれていた価値を掘り起こし、
地域を輝かせる。
北こぶしリゾートは知床で生まれ、開拓者魂で今日まで様々な挑戦を続けてきました。おもしろいと思ったら取り入れる。マイナスはプラスに変えるチャンス。知床にあるが故に、そうした企業風土が培われてきました。自分たちが正しく変われば周囲の人を巻き込むことができる。やがて地域は活気付き、魅力的な場所になる。そう信じて、これからも新しい事業を開発していきます。
VALUE
1. 笑顔と挨拶。
接客業として北こぶしリゾートが重視することは極めてシンプル。とにかく「笑顔と挨拶」を大切に。桑島家が三代に渡り受け継いできた言葉でもあります。当たり前のことかもしれませんが、常に意識するのは難しいこと。そしてこの基本こそ、お客様に評価いただくポイントです。合言葉のように「笑顔と挨拶」と声を掛け合っていきます。
2. なぜ?を大事に。
さらなる変化と挑戦の道を進もうとするとき、必要なのはクリエイティビティ、つまり創造性です。例えば「カクウナ」「ウネウナ」はなぜ日本のサウナはみな同じような設備なんだろう?と思ったことがきっかけで出来ました。なぜ?はクリエイティブの原点。業界や業務の常識に疑問を持ち、よりよくする方法を考え続けます。
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LOGO DESIGN北こぶしリゾートのロゴマーク
根底にあるのは、大自然への敬意と畏怖の念。知床の生命の源である流氷や、雄大な山並みをモチーフとしました。また、歴史を築き上げてきた先人たちの想いを受け継ぐべく、創業当時のロゴマークから着想を得て、波のような造形を施しています。過去や知床の大地から学んだことを忘れずに、新たなステージに挑む象徴として、この「K」を掲げて参ります。
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ORIGIN OF NAME北こぶしリゾート名前の由来
北こぶしは、知床で一番最初に花を咲かせる木といわれています。知床の厳しい寒さに耐えながら、蕾を膨らませて次の季節をじっと待つ。創業者 桑島宣一と2代目社長(現取締役会長)桑島繁行は、この地に入植し厳しい環境で生き抜いた開拓者の姿と、冬の北こぶしの姿を重ねたそうです。やがて開花し、皆に春を告げる。「北こぶし」らしさを胸に今日も前進しています。
ABOUT COMPANY
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株式会社知床
グランドホテル -
株式会社
知床プリンスホテル
COMPANY DATA
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会社名
株式会社知床グランドホテル
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代表取締役社長
桑島 大介
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住所
〒099-4355
北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地 -
創立
1960年6月
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資本金
100,000,000円
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従業員数
96名
HISTORY
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昭和35年06月(1960年)
創業/桑島旅館として5室22名収容にて個人開業
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昭和37年12月(1961年)
有限会社 桑島旅館 設立
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昭和43年07月(1968年)
有限会社 観光ホテル桑島へ商号変更 37室・収容人員 146名となる
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昭和48年05月(1973年)
55室・収容人員 203名となる
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昭和52年05月(1977年)
有限会社 知床グランドホテルに商号変更 78室・収容人員 317名となる
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昭和61年03月(1986年)
140室・収容人員 600名となる
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昭和63年11月(1988年)
株式会社 知床グランドホテルに組織変更
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平成元年04月(1989年)
160室・収容人員 712名となる
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平成08年02月(1996年)
和風北こぶし館(現・西館)を新築オープン 198室・収容人員 980名となる
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平成11年02月(1999年)
別館南改装オープン/
食事処「四方の海(よものうみ)」オープン 185室・収容人員 966名となる -
平成14年12月(2002年)
和風料亭「木風(きふう)」オープン/
ダイニングホール北海改装 -
平成17年05月(2005年)
本館 露天風呂付き客室オープン
184室・収容 958名となる -
平成19年02月(2007年)
本館70室・別館洋室24室、計94室リニューアルオープン 179室・収容 902名となる
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平成20年02月(2008年)
知床夕陽のあたる家(24室)を合併。現在に至る
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平成22年04月(2010年)
知床テラス「ダイニング波音」オープン
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平成23年04月(2011年)
西館客室「オホーツク倶楽部」オープン
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平成24年06月(2012年)
西館客室「露天風呂付オホーツク倶楽部」オープン 181室・収容844名となる
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平成25年04月(2013年)
8階展望大浴場内に露天スペース
「汐音」オープン -
平成25年06月(2013年)
知床プリンスホテル風なみ季 がグループ企業に加わる
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平成26年07月(2014年)
1階ロビー改装「オホーツクラウンジ」「流氷テラス・足湯」「キッズ&プレイルーム」オープン
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平成27年04月(2015年)
知床テラス「ダイニング波音」にライブキッチン、スイーツキッチンオープン
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平成28年04月(2016年)
全室禁煙化
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平成28年05月(2016年)
西館客室「露天風呂付オホーツク倶楽部」4室から12室へ増室
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平成29年04月(2017年)
レストラン「Grill Shiretoko」オープン
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平成30年04月(2018年)
グループ3施設のリブランド
KITAKOBUSHI SHIRETOKO Hotel & Resort(北こぶし 知床 ホテル & リゾート)
KIKI SHIRETOKO NATURAL RESORT(キキ知床 ナチュラルリゾート)
知床夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL
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平成30年04月(2018年)
別館1 階に「Cafe & Bar 334」オープン
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平成30年06月(2018年)
知床夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL 全館リニューアル
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平成30年07月(2018年)
北こぶし国道沿い外構工事(アプローチ緑化)
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平成31年02月(2019年)
海側客室「シービューツイン」オープン
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平成31年04月(2019年)
「オホーツク倶楽部デラックス露天」増室
西館の露天風呂付客室が
「オホーツク倶楽部デラックス露天」16室
「オホーツク倶楽部スイート露天ハイフロア」4室の合計20室となる
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令和元年06月(2019年)
海側客室「シービューツイン」増室 合計44室となる
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令和2年07月(2020年)
知床 北こぶしグループから北こぶしリゾートへグループ名称変更
CSV活動「クマ活」スタート
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令和03年06月(2021年)
流氷を見渡せるサウナ」リニューアルオープン
デンマークのショコラトリーPeter Beierとフランチャイズ契約、新規事業開始
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令和04年02月(2022年)
新客室「オホーツク倶楽部 サウナ付スパスイート」オープン
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令和05年03月(2023年)
レストラン「the LIFE TABLE」リニューアルオープン
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令和06年02月(2024年)
ロビーラウンジ拡張・リニューアル
ジムスペース新設
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令和06年06月(2024年)
知床夕陽のあたる家
大浴場リニューアルオープン -
令和06年07月(2024年)
「PRIVATE COTTAGE Lantern SHIRETOKO」誕生
大浴場内屋上外気浴スペース「TOKONOU TERRACE」オープン
COMPANY DATA
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会社名
株式会社知床プリンスホテル
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代表取締役社長
桑島 大介
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住所
〒099-4351
北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192番地 -
創立
1972年6月
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資本金
30,000,000円
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従業員数
40名
HISTORY
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昭和47年(1972年)
ホテル万成創業(個人経営) 36室 114名収容
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昭和48年(1973年)
宴会場棟増築
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昭和49年(1974年)
日本観光旅館連盟加盟
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昭和51年(1976年)
有限会社ホテル万成設立
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昭和56年(1980年)
有限会社知床プリンスホテルへ組織変更
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昭和57年(1981年)
西館増改築 5階建 69室243 名収容 国際観光旅館連盟加盟
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昭和59年(1984年)
西館増改築 5階建 106室 420名収容 政府登録国際観光旅館連盟登録
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昭和61年(1986年)
一部改修(バス・トイレ付) 97室 423名収容
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昭和62年(1987年)
通年営業の開始
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昭和63年(1988年)
株式会社知床プリンスホテルへ組織変更
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平成4年(1992年)
南館増改築 7階建 138室 623名収容 発電所建設・利用開始
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平成6年(1994年)
西館改装 9月6日〜8日、皇太子殿下、妃殿下行啓宿泊
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平成8年(1996年)
大浴場、露天風呂を新築
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平成12年(2000年)
新南館増改築 9階建 182室 870名収容
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平成18年(2006年)
宴会場棟増築(オーロラ・かざ華・すずらん)
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平成19年(2007年)
浴場棟エレベーター増設 176室 847名収容
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平成20年(2008年)
「レストラン天空」改装
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平成25年(2013年)
「レストランオーロラ」リニューアル 西館リニューアル和室ベッド化
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平成26年(2014年)
キッズスペース「あそびの森」オープン(ナイトラウンジ改装)
「北斗の森テラス」新設(ロビー・外構改装) 大浴場脱衣場リニューアル
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平成27年(2015年)
天望フロア「茜の森」オープン(新南館 8階 9階改装)
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平成28年(2016年)
天望フロア茜の森追加設定(南館 7階改装) 個室食事処「かざ華」リニューアル
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平成29年(2017年)
シアターラウンジ・プレイルームオープン(1階ロビー改装)
SHOP「おんこの木の下で」オープン(売店改装)
「たばこラウンジ」オープン
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平成30年(2018年)
ホテル名を「KIKI 知床ナチュラルリゾート」へ改称
南館・新南館客室リニューアル
レストランオーロラを「TREE SIDE BUFFET」 にリニューアル
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令和4年(2022年)
レストラン「TREE SIDE BUFFET」拡張・リニューアル
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令和5年(2023年)
大浴場リニューアルオープン
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令和6年(2024年)
西ウィング客室リニューアル